グランプラス ●こちらが「グランプラス」です。グランプラスとはフランス語です。オランダ語圏に行きますと「マルクト広場」があります。同じものです。街の中心に必ず1つあります。そこに市場が立ってそこを中心に街が広がっていきます。ここブリュッセルではフランス語とオランダ語が公用語として2つ使われています。したがって全ての表示が2つ併記されています。例えばそこの建物に青いプレートがはめ込まれていますが、あれは地名が載っているんですけれど、上がフランス語でグランプラス、下がオランダ語でグロードマルクと表記してあります。これがそれぞれの圏に行くとその言葉だけで書かれています。ここは両方です。 ●ここグランプラスはヨーロッパで一番美しい広場といわれています。皆さんのガイドブックに花の絨毯と云うのが掲載されていると思うのですが、ここがその場所です。2年に1回丁度日本のお盆の頃に、毎回テーマは違うですが、テーマに合わせた絵がベゴニアの花で描かれます。花の絨毯が3日間見られます。 ●フリュッセルと云う地名ですが、ローマ人の人たちがブルオサンガ「湿地帯の住居」と呼んだことから始まっています。つまり此の辺りは湿地帯だったんですね。セーヌ川と云う川があってその周りにあったと云う事です。このグランプラスは10世紀に人工的に湿ったところを埋め立てて造った人工の広場だった訳です |