市中散策 聖母教会へ向かって ●ここはガイドブックに必ず、載っている場所です。鐘楼が見えますが86mあります。未完成です。昔13世紀に初めて鐘楼を作ったときに、屋根の上後15mの多角形の尖塔がついていましたが、3回くらいカミナリが落ちて火事で焼けてしまいました。木造ですので燃えました。3回目以降はあきらめてそのままに鳴っています。ところで、川沿いに見える建物は一番古そうに見えますが、一番新しい建物です。屋根の形が三角に見えるところです。1階より2階、又3階が少しずつ大きくなっています。それは船から荷物を吊り上げるときに下の壁にぶつからないようにしたためです。この建物は木作りです。このような形式の建物は16世紀まで石で作っていました。したがって形式をまねて木製は新しくて1929年に作ったものです。 聖母教会 ●世界にはミケランジェロの大理石の像は、エルミタージュの美術館とここにしかありません。ここの見学は、雑音には厳しい所です。少し大きな声でも注意されます。正面の真ん中にあるのが「聖母子像」です。何でここにありますか。元々イタリアの別の教会の依頼でミケランジェロが作成しましたが、注文主が、膝が開きすぎとかイエスの顔が子供のようでないとか色々文句を言ってそれを受け取ろうとしないで、再制作をミケランジェロに依頼しましたが、彼は断りました。又、制作したのだから料金払ってほしいとかもめました。その時イタリアに行っていた当地の人が、この像を買い取りこの教会に寄付しました。16世からここにあります。2度海外へ持ち出されました。パリへナポレオンが、又戦争のとき炭鉱に隠したものがあります。又祭壇の後ろ側に、ブリゴニューの公爵の親子のお墓があります。又記念の作品もあります。 |