ブラバン公爵の家 ●大きな一軒の家に見えますが6軒が連なっています。この家は「ブラバン公爵の家」と呼ばれています。なぜかと云うと代々のブニバン侯の肖像が建物についているからです。14世紀のはじめには跡継ぎが途絶えた事があります。そうするとその機会に乗り込んでくる人たちがいた訳です。これに対して当時市会議員をしていたセルクラースと云う人が「ブラバンに自由を」と建物の屋上で叫んだといわれています。 ●さて市庁舎の左側にアーチになっている建物があります。そこで殺されたそうですが、そこにこの人の像があります。なでると幸福になると云われていますので、後でなでてください。 ●その左に白鳥がついた建物がありますが、肉屋のギルドハウスだったそうです。さらに左に現在ビール博物館になっている建物があります。18世紀の建物で、6ユーロで入場するとビール製造の変遷が見られて試飲できるそうです。ベルギーでは750種類ものビールが作られています。毎日違ったものを飲んでも飲みきれません。ビール博物館の上に馬にまたがった像がありますが、シャルルドエールと云う人で18世紀にこのブリュッセルを統治した人ですが、ハプスプルグ家のマリア・アントワネットのお母さんのマリア・テレージの義理の兄妹だったそうです。あとの2 軒はブリュジョアの家です。 |