セルクラースの像と付近の通りで
●さてそこに金ピカで寝転がっている人がセルクラースさんです。皆さん幸福になりたい欲望があって触っていただいています。良ければ前に行きます。
●ここの左はバンドアと云うビスケット屋さんはおいしいです。ステキワースと云うベルギーにしかないお菓子を作っている支店です。あとで本店を教えます。1829年からです。

●さて、ここにホテル「アミーゴ」と云う素敵な建物がありますが、ここは昔留置所だったんですね。アミーゴ゛はスペイン語で友人と云う意味ですが、スペイン支配のときに地元の人に「これは何だ」と聞いたところ、地元の人はオランダ語のプリズン(留置所)と言ったのに、発音がフレンド=友人と聞き違えてスペイン語のアミーゴとなってしまいました。あっちこっちにアミーゴがありますが、全て留置所だったところです。
●さて、グランプラスはいままでいろんな人が通り過ぎていますが、ボール・ベルレーヌとアルチュール・ランボーと云う日本でも有名な詩人がいますが、この二人は愛人関係だったのです。ランボーが分かれ話を持ち出したときベルレーヌがピストルで撃ってしまいました。その場所がここなのです。そして入れられた留置所がここなのです。当時は同性愛がタブーなので、初めは理由がわからなかったようです。その後ベルレーヌはフランスの国境近くの刑務所に収監されますが、出所したときには判事や検事、弁護士等が講演をしてもらったなどの逸話があります